鬱のようなものと共に生きる28歳会社員の記録

28歳、男。東京暮らし。会社員。忙しくも楽しく働いていたら、いつの間にかうつのようなものにかかってしまいました。会社には伝えずに薬とカウンセリングを3ヶ月ほど続けています。なにか書く気力もなかったのですが、なにか書かなければならない気がしたのではじめました。よろしくお願いします。

鬱というものと3ヶ月暮らしてみて

周りを見渡してみたり、見聞きしている「うつ」と比べ、明らかに自分は違うな、甘えているだけだなと診察を受けるまで思っていた(今も半信半疑です)のですが、いざ面と向かって「重度の鬱です」と言われてしまうと、「え?」という感想しか出ませんでした。

ただ、振り返ってみると、
・疲れ切っているのに明け方まで寝られない
・眠れても夜中に数回目を覚ます
・仕事の夢ばかり見る
・ネガティブなことばかり考える
・やるべきことが分かっているのに、簡単な作業でさえ出来ない
・誰にも会いたくない日が多い
など、色々とおかしかったなと自分でも思います。今だにそういう日も月の半分ほどはありますが、だいぶ良くなったなと感じて気づけています。

ただ、怖いのは、時折なんの拍子もなく電車を待っている時に線路に吸い込まれそうになる感覚を味わってゾッとすることです。

死ねるほどの勇気は持っていませんが、妙な力が働く時を確かに感じます。刷り込みだろう、思い込みだろう、と思って頭を振り払ったり、自分で自分を馬鹿にしたりしてみますが、ああきっと、自ら命を絶ってしまうというのはこういう何気ない日常に潜んでいるんだなというのは確かにわかりました。

周りに様子のおかしい方がいらっしゃったら是非「無理するなよ」と声をかけてあげてください。気にかけてもらえている人がいると分かるだけでもきっと意味があると、僕は思います。