鬱のようなものと共に生きる28歳会社員の記録

28歳、男。東京暮らし。会社員。忙しくも楽しく働いていたら、いつの間にかうつのようなものにかかってしまいました。会社には伝えずに薬とカウンセリングを3ヶ月ほど続けています。なにか書く気力もなかったのですが、なにか書かなければならない気がしたのではじめました。よろしくお願いします。

快方の兆し

ここ数週間はとても調子がいい。

以前の「あ、このあと揺り戻しがあるな」という感じではなく、純粋に楽しい時は楽しく過ごせている気がしています。

レンドルミンも飲まない日が多くなってきました。

このままいければ9月中旬からジェイゾロフトも減らせそう。

11月くらいには完全に断薬したいです。

焦らず焦らず。

嫌われる勇気

アドラーの嫌われる勇気を読みました。とても面白かった。忘れないうちにメモ。

行動面の目標
1)自立すること
2)社会と調和して暮らせること

この行動を支える心理面の目標
1)私は能力がある、という意識
2)人々はわたしの仲間である、という意識


世界を変えられるのは自分だけだ。

他者は変えられないが自分は変えられる。

原因論ではなく目的論。

なにを与えられたかではなく、与えられたものをどう使うか。

人間関係のカードは常に自分にある。

共同体を小さく捉えるのではなく、大きく捉える。

自由になる勇気。

誰かのためだけに生きることは自己中心的。

褒められる叱られるではなく感謝される存在になる。

幸せとは貢献感である。

自分と他人の課題を分けて考える。

仕事のタスク、交友のタスク、恋愛のタスク。

自分は自分のタスクのみやれば良い。

水際まで馬を連れていくことはできても水を飲ませることはできない。

縦の関係ではなく、横の関係だけで物事を考える。

10人のうち、2人は親友になる、1人は嫌われる、後の7人はどうでもいい。

いま、ここに強烈なスポットを当てる。過去、未来に光を当てない。

ダンスを踊るように生きる。

いま、ここでの自分の課題は?それに全力で力を注ぐ。

一般には生きる意味はない。

普通である勇気。

幸せである勇気。

自分は共同体の役に立っている人間だという自己受容。

20140813

0830朝食グラノーラ
1300起床
2200夕食天そば
2400就寝

気分はまあまあ。今日から盆休みなのですが、特にやることもなく、かといって仕事がないわけでもなく、半端に過ごしています。

ちょっとした時間でできる趣味を見つけないと。

前は退屈=憂鬱でしたが、最近は退屈がそんなにプレッシャーではないです。

とはいえ、だったらなにかしないとなと思っています。

休日は難しい。

20140811

今日から食生活と睡眠についてメモしていきます。

0400朝食シリアル
0830起床
1400昼食天そば
2300夕食ハンバーガー
0030シャワー
0100就寝
0300寝られずシリアル
コーヒー4杯

カフェインの影響か目が冴えて寝られない。20時ごろから手の震えあり。思考は全体的にハイ。

ここ一週間

以前に比べ調子の良い日が増えてきました。

良くなってきた点
・人混みと騒音に対する苦手意識が減ってきた。ただ、いまだに騒音はどうしても気になる。
レンドルミン一錠で寝つけるようになってきた。ただ、朝早い時間帯でボーッとして起きることが多い。

調子がよくなるとすぐ遅くまで働いてしまうので、今一度生活リズムを整えます。

薬の量

ここのところひどかった頭痛の原因は、レンドルミンの飲み過ぎとエアコンが原因っぽいです。あと、やはりコーヒーは飲み過ぎです。意識的に減らしたら、むかつきなどの不快感が減ってきました。

二錠だとすっと眠れますが、健忘と頭痛とめまいがひどく、一錠だと寝つけなかったり5時ごろ目が覚めますが翌日の朝が随分楽です。

やっぱり基本の一錠でしばらく過ごします。

ジェイゾロフトしかりレンドルミンしかり、適量の時はすこぶる調子も気分もいいので、その時の感じを忘れないように。

決めつける作業

昔から色々な悩みや考えについて、「これはこうだ」と決めつけることが苦手でした。苦手というよりは、決めつけはあらゆる可能性を閉じてしまうことだと思っていたので、なるべく避けてきたように思います。

 

しかし、そうした思考の癖の影響もあってか、とりとめもなく悩むことがとても多く、今回の病気の時にそれがいよいよ悪影響を及ぼしている気がしています。

 

なので、少しでも書き残しつつ、同じことを考えないようにしていければ。

 

Q.楽しくも悲しくもなく、将来の大きな希望もない中で生きている意味があるのか。死んでしまった方がいいのではないか。

A.病気になる前はしんどくても楽しいことや、未来を描けていた。今は薬の影響で味気なくなっているだけだ。死ぬ必要はない。ここを乗り越えれば楽しい生活が待っている。

Q.起きられない、会社に連絡できないことで、落ち込む。

A.仕方ない。そういう病気だから。通院前からすると少しずつ良くなっている。現に、全く行動できない日は二週間に1回ほどだ。前は一週間に3回ほどだった。

Q.悪夢を見て落ち込む。特に職場のリアルな嫌な夢を見る。

A.薬のせいだ。あくまで夢は夢。そこまで酷い人ばかりではないし、むしろ話が通じる人ばかりだ。

Q.こんな状態の自分では彼女と別れるべきではないか。悲しませてしまう結果になるかもしれないし、迷惑をかけている。

A.病気になる前はそんなことを考えていなかった。むしろとっとと結婚しようと思っていたくらいだ。今はなかなか未来が描けないが、彼女が良しとしてくれるならば、甘えつつ、まずは病気を治そう。

Q.普通の生活の味気なさが辛い。

A.これまでの生活が異常。ひたすら働いて寝る、時々わけがわからなくなるまで酒を飲む。それは異常。そうではなく、きちんと朝起きて、夜寝て、徹夜はせず、休日は外に出る。今はお酒が飲めないが、薬が終われば飲めるし、性欲も復活する。感情も復活する。とにかくまともな生活の枠組みを作ること、身に付けること。それが第一。

Q.すでに通院4ヶ月で焦る。

A.先生にも相談したところ、早くても秋口から減薬とのこと。テストのポイントはやや下がってきているが焦りは禁物とのこと。焦らない焦らない。

Q.薬の影響で性欲がない。

A.こればっかりは仕方ない。全くダメというわけではないので、気にしすぎないようにする。

Q.食欲がない。

A.ダイエットのチャンスと切り替えて、あっさりしたものをさらっと食べるようにする。味覚は完全に落ちているが、絶望するほどのものではない。最近暑いし。

Q.仕事のやりたいことが見えない時がある。

A.そういう時はあるが、実際そんなことはない。楽しい瞬間やひらめく瞬間、作りたいものもある。ハードワークになり過ぎないように気をつけつつ、少しずつ進める。

Q.疲れていても寝られない。

A.寝られない時はしかたない。レンドルミン飲んでなにも考えず寝る。リズムが崩れるといけないので、前日の夕方から翌日の朝までを考えて仕事の量と起きる時間をしっかり管理する。

Q.町中の音、光がきになる。

A.あんまりうるさいところへは行かないようにする。知らない間にストレスになっていて翌日疲れがどっと出るので。とはいえ避け過ぎない。イベント事は月2回とか、バランスを考える。

いいじゃないか

心からの喜怒哀楽がカットされていることをこの三日間くらいさんざん悩んでいたのですが、いくら悩んでも仕方なく、生きるか死ぬかしか選択肢がないのであれば、普通のフリでもなんでもいいから、虚しくてもいつかは薬をやめられて楽しい日々がくることを想像してどうにかこうにか生きてやろうと、そう思いました。というか、そう決めました。

そのための生活を整える期間。

苦しい時はいつかよくなるさと自分に言い聞かせます。

鬱の怖さ

通院と服薬を始めてはや四ヶ月が経ちました。

冷静に通院前の状態に比べると生活習慣はまともになってきました。

その一方で、ジェイゾロフトの効果だと思いますが、喜怒哀楽の幅が全てカットされてしまい、良くも悪くも心が無くなった感じです。

その結果、普通に暮らせていても、「普通のふり」をしているだけのような気になってしまい、この生活に何の意味があるのか、楽しくも悲しくもないのなら生きている意味などないと思ってしまいます。

治りかけが一番ヤバいと聞きますが、今はかつてなく消えてしまいたい気持ちです。

果たして快方に向かっているのか、週末は病院なので先生に聞いてみます。