鬱のようなものと共に生きる28歳会社員の記録

28歳、男。東京暮らし。会社員。忙しくも楽しく働いていたら、いつの間にかうつのようなものにかかってしまいました。会社には伝えずに薬とカウンセリングを3ヶ月ほど続けています。なにか書く気力もなかったのですが、なにか書かなければならない気がしたのではじめました。よろしくお願いします。

雑巾がからから

半年ほど前から症状が出だした気がします。

どうして働いているのか。

自分はどんな仕事がしたいのか。

田舎で暮らす両親をおいて、なぜここで働き続けるのか。

何者になりたいのか。

ひたすらにやれることを一生懸命にやってきた自負はあります。結果、誰かを喜ばせる仕事もささやかながら出来たとも思います。

しかし、ある日、いや、少しずつ、雑巾を絞るように生きていることに気がつきました。

もう空っぽで、水を吸おうにも、吸ったそばからまたカラカラに乾いてしまう感覚。

なんとなく分かっていて、でも気付きたくないのは、自分の理想と自分の能力の折り合いがつけられなくなってきていること。

結果として、普通に生きることもままならないのであれば、何をやっているんだろう。

そんなことをいつも思いながら、いつかまたたっぷり水が吸えることを信じて今はただじっとしています。